【後編】今さら聞けない!キャンプでよく聞く用語集

前編に続いてキャンプ用語紹介の後編となります。キャンプシーンやショップなどでよく使われる、アウトドア関連の用語。会話でよく聞く用語だけど、実際はその意味がよく分かってない…。そんな「今さら聞けない」基本的なよく使われる用語をピックアップしてまとめました。今回は後編としては行~わ行の用語を紹介します。

【は行】

・バンガロー
コテージが様々な設備を備えているのに対し、トイレ、シャワー、寝具などを備えていない宿泊設備。コテージやロッジに比べ利用料金がリーズナブル。

・風防
ふうぼう。焚き火や調理の際に風の影響を受けないようにするための道具。ウインドスクリーンとも呼ばれる。

・フライシート
インナーテントにかぶせるシート。風雨や日光からインナーテントを守る。インナーテントとの間に空間ができることで、結露を防いだりする効果もある。

・ペグ
地面に打ち込み、テントやタープなどを固定する器具。素材はプラスチックや、硬質アルミ、スチールなど。ペグを使ってテントなどを地面に固定することをペグダウンという。

・ペグハンマー
ペグを打つためのハンマー。ペグを打ち込みやすいようヘッドが大きい。

・ベンチレーション
テントの空調。フライシートとインナーテントの間の空気の流れを作り、テント内にたまった熱気や湿気を排出する効果がある。

・ホワイトガソリン
ストーブやランタンなどに用いられる純度の高いガソリン燃料。ポンピングと呼ばれる加圧作業が必要だが、その過程で燃料自体も過熱されるため、外気温が低い場合でも着火でき、火力の低下もない。

・ホットサンドメーカー
キャンプの朝食としても人気のホットサンドを簡単に作ることができる調理器具。余った食材を活用できたり、メニューの幅が広がるといった声も多い。電気式もあるが、キャンプで使い勝手がいいのは直火式だ。

・飯盒(はんごう)
アウトドア調理するために作られた鍋で、主な用途は炊飯。さまざまな形があり、飯盒の代用品として、炊飯できる商品も増えてきている。最近流行のメスティンは英語で飯盒の意味。

・フリーサイト
キャンプ場のスペースの中から、好きな場所にテントを張ることができるキャンプサイトの事。

【ま行】

・マミー型
シュラフの形状で人型をしたもの。ミイラを意味するマミーに由来。封筒型に比べ体との密着度が高いので冬キャンプに向いている。

・マントル
ランタン使用時に必要な繊維を編んだ袋状の部品。ランタンの点灯前に空焼きして使うのが一般的。内部に燃料が噴射され燃焼、発光する。

・メスティン
取手が付いた四角い形状をしたアルミ製の飯盒(はんごう)のこと。炊飯だけでなく様々な料理に応用できる万能さで人気。

【や・ら・わ行】

・ランタン
小型の照明器具。石油燃料などを使う物が主流だったが、近年はLEDを光源としたタイプが人気。災害などの非常時の為に家庭に備えておく人も増えている。

・ロッジ
キャンプ用語的な意味では概ね「バンガロー」と「コテージ」の中間的な施設を指す場合が多い。

・ロッジテント
方形のシルエットを持つテントの総称。小屋のような形をしているため室内の端の方でも高さが確保され、居住空間が広く取れる。ポールが太く本数が多くなりがちなので重量があり、収納時もかさばるのが難点。

・ワンポールテント
1本のポールでたてるテントの総称。設営が比較的簡単で、ティピーテントやモノポールテントとも呼ばれる。