住まいのサブスクリプションサービス「ADDress」を運営する株式会社アドレスは2022年6月30日、従来の定額プランに加えて、多拠点生活のための新たな料金プランを開設しました。お試し利用の1ヶ月限定「おためしプラン」と、自宅解約したアドレスホッパー向けに31日分の予約権利が付与される「たっぷりプラン」の2つのサービスプランを提供開始し、ライフスタイルに合わせて選択肢を増やしました。
今回注目するのは新しく導入された「キャンプサイト」に暮らすという選択肢に関してご紹介していきたいと思います。
キャンプ地での非日常的な暮らしを体験
ADDressは本格的な夏シーズン到来と共に、家タイプの新しいジャンル「キャンプサイト」を7月上旬から予約受付開始します。キャンプ地での非日常的な暮らしを通して、地域の魅力やありのままの自然を感じてもらい、住宅地や観光地に住むのとはまた一味違った体験を提供します。第1弾は恵那A邸(提携施設名「望郷の森キャンプ場」=岐阜県)、阿字ヶ浦C邸(同「Campo giardino」=茨城県)、日光A邸(同「TORCH – Camping & Coworking Space」=栃木県)の計3つの家を順次オープンし、今後も追加していく予定となっています。
ADDress新料金プランについて
ADDressを使って多拠点生活をしてみたいメルマガ登録ユーザーから実際に利用している会員まで、幅広い層からのご意見を参考に、この度の新料金プランを開設。
本格的にADDressで多拠点生活を始める前に、まずはどんなものなのか実際に体験してから決めたいという人向けには、1ヶ月限定の「おためしプラン」をご用意。平日のテレワーク利用や週末にワーケーション、ちょっと遠出の旅暮らしをしながら、多拠点生活のお試し生活を楽しめます。また、自宅を解約してADDressだけで多拠点生活を続けたい人向けには、予約権利が現状の14日分から31日分まで拡大する「たっぷりプラン」の提供を開始。
企業のテレワーク化の推進・拡大を背景に、家を解約して転々と多拠点生活をする人たちが増加傾向にあります。これまでADDressが提供してきた「きほんのプラン」だけでは十分な多拠点生活ができず、先々の予約に悩みを抱える会員の声も次第に高まってきました。自宅を持ちながらADDressを併用して使う人と、自宅を解約してADDressだけで生活する人は使う頻度もライフスタイルやワークスタイルも異なります。新たに「たっぷりプラン」をご用意することで選択肢が増え、多くの会員がご自身の生活適性にマッチした、より快適な多拠点生活ができるようになります。
【ADDress会員の声:Mさん(愛知県・40代男性・会社員)】
「新プランのおかげで、安定して予約ができるようになり、リモートワークの仕事時間を確保できるようになりますので楽しみにしています」
キャンプサイトADDress第1弾の家「恵那A邸」
恵那A邸(岐阜県恵那市/提携施設名「望郷の森キャンプ場」)
標高1,000mに位置するキャンプフィードの「恵那A邸」は、静かに暮らせるテントの家です。キャンプサイトなので、通常の家とは異なります。自身でテント等全ての設営を行い、必要なキャンプ用品は持参するか、現地でレンタルします。リニューアルしたクラブハウス内にあるコワーキングスペースやシェアキッチンも利用可能です(オプション料金1,000円)。クラブハウスを併用すれば、キャンプワーケーションを堪能することもできます。豊かな自然の中で、焚火、料理、ものづくり、クライミングやヨガ、読書等、時間を気にせず自分の好きなことに没頭してみてはいかがでしょうか。
【恵那A邸家守・平林悠基さんからのメッセージ】
ADDress初の提携キャンプ場として選んでいただき、大変嬉しく思います。望郷の森は標高1,000メートルに位置する静かなキャンプ場です。テントで自然を感じながら休む、開放的な自然の中で仲間と食やお酒をゆっくり楽しむ、立ち止まって焚き火を楽しむ。するといつもとは違う何かを感じていただけることと思います。また会員の皆さまが創造的な環境でリモートワークに取り組んでいただけるために森のワークスペースを新設しております。またぜひキャンプ場をベースに地域と繋がっていただけるよう、麓に広がる里山の中野方町や、恵那市の文化を楽しんでいただけるようサポートしていきます。
ADDress公式サイト: https://address.love/
「いつもの場所が、いくつもある、という生き方。」
ADDressは、定額制で全国の家に住める多拠点コリビング(co-living)サービスです。
「#全国創生」をスローガンに掲げ、多拠点居住を通じ、全国活性化および日本中のコミュニティに新たな関係をつくるライフプラットフォームを提供します。
都市と地方が協力しながら地方への「帰属」そして生活の「回遊」を促進することで、日本全国にコミュニティを築いていく、全国各地の関係人口を加速させる次世代の地方創生の在り方だと考えます。各家には個室を中心に寝室を確保しつつ、シェアハウスのようにリビングやキッチンなどを共有。空き家や別荘を活用することで、コストを抑えながらリノベーションによる快適な空間を提供。光熱費、Wi-Fi、共有の家具の利用も含めて月額4万円からの低価格を実現しています。
家守をハブとした会員同士や地域住民との交流機会も魅力の一つで、会員はさまざまな地域で新たなコミュニティに出合えます。少子高齢化の人口減少社会において、移住ではなく都心部と地方が人口をシェアリングする多拠点居住のサービスを目指しています。